当尾の石仏(2)
岩船寺から先は、舗装もしていない細い山道に入って行きました。少し上り坂を歩いた後は下り坂です。回りは木が鬱蒼と茂っており、道にも枝が垂れてきていました。途中三体地蔵と書かれた小さな石柱が三本立っている地蔵尊がありました。
広い道へ出た先に、弥勒磨崖仏がありました。ここも大きな石に弥勒菩薩が彫られていました。そこからは、狭いですがまた舗装された道が続きます。緩やかな下り坂で、道の周りにはちょっとした棚田が続いていました(写真上)。
道から少し上がったところに「眠り仏(地蔵石仏)」と「わらいぼとけ」がありました。眠り仏は小さな石仏で、長い間土の中にあったので、この名前が付いたそうです。「わらいぼとけ」は大きな石に三体の仏様が彫られており、仏様の顔が笑っているかのように見えました。この辺りでは、もう雨は時々パラパラする程度になってきました。
「唐臼(からす)の壷」は、大きな石に丸い穴があいているものでした。昔臼、として使われていたのだろうか。そのすぐ近くには「からすの壷二尊」がありました。これも大きな石に、前面と側面の二箇所に石仏が彫られていました(写真中)。
「やぶの中三尊」は、やはり大きな石に二体とその横にある石に一体の仏像が彫られていました。
当尾地域は、奈良の興福寺の別所として、寺院や多数の石仏が建立されたのだそうです。浄瑠璃寺もそうした別所の一つで、国宝の三重塔と九体阿弥陀堂が池を挟んで建っています。池は、平安時代後期の浄土式庭園だそうです(写真下)。
本堂にお参り(拝観料300円)。本堂の中には、九体の阿弥陀仏が安置されていました。真ん中のが一番大きくて、その横に4体づつ。そしてその横には、不動明王や四天王の持国天と増長天も。平安時代の由緒ある仏様でした。また、本堂の脇にも石仏がいくつかありました。
三重塔には、薬師如来が安置されているのですが、アライグマに傷つけられたため現在補修中ということで、中に置かれていた壷などが外に展示されていました。
浄瑠璃寺を出たところで、飲食店でアイスクリームを食べ、ついでに着替え。14時ちょっと過ぎに駐車場に行きました。
バスは帰りも3台目でしたが、早めに全員揃ったので、14時20分に出発。途中1回休憩して、17時に名鉄バスセンターへ着きました。
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