2009年9月 5日 (土)

クッキングパパ

 美味しい映画の後は、美味しい漫画を。という訳で、美味しい漫画といえばこれ、「クッキングパパ」。

099mono1  この漫画の主人公・荒岩一味氏は、博多にある金丸産業・営業二課係長。外見はゴツくて怖そうですが、人情深い愛妻家。特技は料理で、プロ並みの腕を持っています。妻の虹子さんは、福岡フクニチ新聞の文化部記者。料理は苦手で食べる方専門。子供は二人で長男のまことと妹のみゆき。
 朝は、父・一味が作る朝食で始まり、お弁当も作る。夕食も一味が。時には、会社から夕食を作りに家へ帰って、また会社に戻って残業をしたり。時には虹子が作ることもあるのですが、ごく簡単なものが多いです。二人のなれそめは、大学のサークル活動での合コン。カレーもまともに作れない料理担当の虹子さんに代わって、一味さんが美味しいカレーを作ったところから始まった。
 これはもう104冊目で、荒岩夫婦も結婚20周年。最初は一人息子だったまことは、もう大学生。妹のみゆきは、まだ小学生です。

 話は短くて一話完結。漫画に出てくる料理のレシピが必ず載っています。で、これが私の料理の参考になるかというと、ちょっといやかなり無理。なんせ、一味の料理はプロ並みの腕ということなので、料理の内容もかなり高度。手間隙がかかるものも多く、私などはふーんと言って見るだけ。やるところまではなかなかいきつけません。
 今回の料理も、ラムのモーレソース、ハンガリアングラーシュ、マルガリータ、パスタ・エ・パターテなど、見ただけで難しそう。マルガリータぐらいは知っているけど、ピザを粉から作るんだからなー。冷凍のを買ってきて焼いている私には、ハードルが高すぎ。
 が、数多い漫画の中には、 かきあげ天丼やハゼのから揚げ、トッピングいろいろのせソバ、などもあって、試してみようかなというのも時にはあります。

 漫画の内容も、料理の薀蓄だけでは無く、ご近所の人とのつきあい、息子や娘の友達と楽しく手作りをしたり、会社の仲間達と悩みを聞きあいながら美味しいものを食べたり。
 ”美味しいものを食べると元気になる”、仕事に、遊びに、つきあいに。やはり食というのは大事で楽しいと思えます。

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2009年5月26日 (火)

ダーク・エンジェル

 今日は、岩盤浴へ行ってきました。私が行く岩盤浴の店は漫画喫茶の2階にあるので、岩盤浴をやった後は、そこでランチを食べて漫画を読んでくるのが日課になってます。今日もそうしてきました。

095mannga_001  その漫画喫茶で、最近はまっているのが、この漫画。風間宏子の「ダーク・エンジェル」。
 主人公は美貌の女性医師・氷川魅和子。彼女はフリーの外科医である。以前は、大学病院に勤めていたのだが、そこの医療のあり方に疑問を覚えて飛び出して以来、どこにも属してはいない。医師名簿にすら名前は載っていないのだが、その腕は超一流。彼女を知る者は、難しい手術に彼女を呼び、治療を頼むのだった。
 魅和子は、ホテル住まいをしており、頼まれれば外国へでもどこでも行き、患者のために治療を行なう。治療方針も、常に患者の立場に立って作成していた。その技術は”地上に降りたメスを持つ天使”とさえ呼ばれ、最新の医療技術にも長けていた。

 こう書くと、手塚治虫の「ブラック・ジャック」の女性版のような感じだけど、一つ決定的な違いがある。それは、風間宏子の漫画では、治せない病気の存在が描かれているのだ。その代表的なものが、末期がん。魅和子も末期がんの患者を何人も受け持つ。そして、魅和子は、医者の無力を感じつつも、患者が最後まで自分のやりたいことを全うできるような方法を探るのだ。
 今日読んだ17巻でも、肺がんの患者がいた。彼は、サーカスのピエロ。彼は自分の病気を知ってはいたが、最後まで舞台に立ちたいと思っていた。だが、今のサーカスでは、彼の演技は古臭く、とうとう団長からも舞台を降りてくれと言われてしまった。自棄になって酒をあおり、喀血して病院に担ぎ込まれた。だが、進行した肺がんを治す術は無く、病院でも荒れる毎日だった。そんな彼が知ったのは、小児病棟の患者達。以前読んだクラウン・ドクターの話を思い出し、彼はピエロとなって病棟を訪問し、子供たちに笑顔を与える。そう、彼は病院という舞台で、最後の日々を生きるのだった。

 人はいずれ必ず死ぬ。病気であれ、事故であれ、いつか寿命が来る。それは、早い人もいれば遅い人もいる。でも、最後まで自分らしく生きることができるなら、悔いは無いかもしれない。医療は、その手伝いができるかも。この漫画は、それを示唆しているような気がする。
 これを読むと、泣けてしまうんだな。漫画喫茶でうるうるしてるなんて、ほんと恥ずかしいのだけど。感動できます。

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2008年3月13日 (木)

ブッダ

 手塚治虫の漫画「ブッダ」を読みました。
 この漫画はブッダの生涯について描かれていますが、それだけでなくブッダの周りに現れる人間の描写がおもしろいです。あとがきによりますと、これらの人物はほとんどみんな架空のもので、筆者が創造したキャラクターだそうです。

 紀元前5世紀、ブッダはシャカ族の王子として生まれ、カピラヴァストウの城で育つ。16歳のときヤショダラと結婚し、ラーフラという子どもができる。だが、人生に疑問を持ち、サモンとして出家し、悟りを開く。そして、大勢の弟子を得、80歳で入滅する。

 第一巻に出てくるのが、スードラの少年チャプラとその友達タッタ。タッタは動物に乗り移ることができるという不思議な能力をもっている。タッタは、親兄弟をコーサラ国の軍隊に殺され、友人のチャプラとその母親も奴隷というだけで殺されたため、コーサラ国に恨みを持っていた。そして、コーサラ国をやっつけるために、シッダルタと知り合い彼を強い王にしようと思った。タッタはブッダに諭され帰依したのだが、やはり恨みは捨てがたく、ついにシャカ族と共にコーサラ国と戦い、シャカ族を滅亡に導いてしまった。
 ミゲーラはやはりスードラで、盗賊団の首領だった。シッダルタを愛し、そのために両目を焼かれてしまった。タッタの妻となり、やはりブッダに帰依する。
 アナンダ。彼は赤ん坊の頃、蛇の化身の洗礼を受け、不死身となる。彼は強盗や殺人を繰り返すが、ブッダに救われ、最後までブッダの供をする。
 他にも大勢の魅力的な人物が描かれており、みんないろいろな苦悩を背負って生きていた。

 ブッダも、精神的に悩み苦しんでいる人間として描かれている。人間はなぜ生きるのか、どうして死ぬのか、その答えを見つけたい。シッダルタは幼い頃より体が弱かった。だから、死にたくないという思いが人一倍強かったのだ。
 晩年ナラダッタの死に立会い、生き物らしく自然に死にたいと思うようになる。死ぬということは、肉体の殻から命がとびだしていくだけだ、と。

 私も死ぬのは怖い。どうしていいか、分からない。手術や薬で生き延びられるものなら、なんとかしたいとも思う。いつか、受け入れられる時が来るのだろうか。

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2007年7月 2日 (月)

双子の騎士

 これも昔懐かし、手塚治虫の漫画です。

 皆さん、「リボンの騎士」という漫画を知ってますか?。私は子供の頃、夢中になって読んでいました。

 天使チンクのミスで、男の子と女の子の両方の心を持ってしまったサファイア姫。王子として育てられますが、悪い大臣に女の子だと見破られそうになります。女の子としてドレス姿になっていたかと思うと、リボンの騎士となって悪と戦う。その姿に胸をドキドキさせたものでした。

 サファイア姫は、隣国のフランツ王子と恋をし、最後に二人は結ばれます。

07nemu1  この双子の騎士は、その続きの物語。

 サファイアとフランツの間に双子が産まれます。一人は、デージィー王子でもう一人はビオレッタ姫。ところが王国は、どちらをお世継ぎにするかで2つに分かれてしまいました。天子チンクの助言で世継ぎは王子と決まったものの、王女を支持する側は収まりません。ついに腹黒い公爵夫人は、王子を誘拐し、亡き者にしようとしたのです。

 王子がいなくなった城では、ビオレッタ姫が1日おきに王子と姫の姿をして、両方いるように見せかけました。一方、森に捨てられたデージィー王子は、小鹿のパピに助けられて、森の中で育ちました。

 それから15年。ビオレッタ姫がデージィー王子のふりをしていたということが公爵夫人にばれ、王と后、姫の3人は北の塔へ閉じ込められてしまいました。ビオレッタ姫は塔を抜け出し、デージィー王子を探す旅に出ます。

 果たして王子はみつかるのでしょうか?。そして、二人の運命は?。

男と女が入れ替わるというだけで、ストーリーはけっこう単純。背景なども今の漫画に比べるとそんなに細かくは描いてありません。この漫画を読みながら、あの頃なぜあんなに夢中になったのだろうか、と考えました。

女でありながら男として生きるということにひかれたのだろうか。その要素はかなり大きいと思う。あの頃、まだまだ女が一人で生計を立てて生きていくということはむつかしかった。今は、そういう制約はほとんど無くなっているけど、まだまだ生きにくいと思っている人もいると思う。
 
ちょっと前に流行った漫画「ベルサイユのバラ」でも、女でありながら男装をして軍人として生きるオスカルにあこがれた少女は多いはず。オスカルも最後はアンドレと結ばれる。

男になりたいわけではない。でも、男と対等に生き、その生き方を認めてもらいたいという気持ちがあるのではないか、と思いました。

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2006年11月 8日 (水)

銀河鉄道999

 古本屋へ行ったら、小学館の「銀河鉄道999」松本零士著1~18巻(10巻欠)を売っていたので、つい買ってしまった。

Ginngatetudou  銀河鉄道999は、ずーっと以前にアニメでも見たことがあるし、漫画も一部読んだことがあります。
 私が知っていたのは、星野鉄郎がお母さんを機械化伯爵に殺されて、メーテルに銀河鉄道999のパスをもらい、メーテルと一緒にアンドロメダ星雲にある機械の体をくれる星まで旅をするという話でした。
 今回、まとめて話を読んだおかげで、メーテルの正体となぜメーテルが鉄郎にパスを渡して惑星大アンドロメダまで連れてきたのかが分かりました。
 鉄郎は、自分がなるはずだったネジを壊して、惑星大アンドロメダの女王プロメシュームを破壊し、機械化世界を滅ぼして地球へと帰っていった。

 話はこれで終わった、と私は思っていたのですが、実はこれはまだ14巻。これに続く話があった。
 15巻は、鉄郎が地球に戻った1年後から、始まる。また、メーテルが999に乗って地球へやってきた。地球は、自然がない人工的な惑星になっており、人々は飽食して満足していた。
 鉄郎は、またメーテルと共に999に乗り、この世界から生命体を抹殺しようとしているものがいるエターナルへと旅立つ。
 旅の途中で、太陽が超新星となり、地球は消滅。鉄郎はメタル(機械人間)の兄弟に出会う。

 ネットで調べたところ、話はまだビッグコミックスで連載中。現在コミックは21巻まで発売されている。
 長い話である。999は、汽車に乗っていろいろな惑星に行くところが楽しいと思っていたが、けっこう謎が多い。メーテルの正体は、やはりよく分からない。  

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