スターウォーズ 悪の迷宮
古本屋で買ってきたスターウォーズシリーズの3冊目。今のところ、これで最後。また、いつかシリーズの本に出会う時があるかなー。
この「悪の迷宮」は、映画エピソード2「クローンの攻撃」から3年後。この本の次が、映画エピソード3「シスの復讐」です。このエピソード3で、アナキン・スカイウォーカーはダークサイドに転落するわけですが、この物語はその前の段階。
ケイト・ニモーディアで、オビ=ワンとアナキンは戦っていた。ここの支配者ヌート・ガンレイは分離主義者で、13年前にナブーを封鎖した男である。ガンレイは2人に追い詰められ、あわてて宇宙船でアウター・リムへと逃げ出した。その際にシス卿・シディアスからの通信を受け取るメクノ=チェアを宇宙港に置き忘れてしまった。
アナキンとオビ=ワンは、メクノ=チェアの秘密を探るために、それを作った工場惑星シ・チャーへと飛んだ。そこで、次は椅子を運んだパイロットのことを知り、採鉱惑星エスカートへ。パイロットは死に、次の手がかりはドゥークー伯爵が居るというネオスIIIへ。
だが、二人が辺境の星を捜索している間に、首都コルサントはグリーヴァス将軍の攻撃を受けた。爆撃で崩壊する建物、そしてパルパティーン議長に誘拐の手がかかった・・・・。
この物語では、シスが共和国政府の上層部に潜入していたことが明らかになった。シスはコルサントにも自由に出入りをしていたのだ。
また、アナキンの強さにも言及している。普通、ジェダイは生後すぐにジェダイテンプルに送られる。自分の両親も知らず、感情を抑えてフォースの力を強めるよう教育される。だが、アナキンがジェダイに見出されたのは、9歳の時。もう十分に感情は育っていた。怒りの感情、それがフォースの力を強め、戦いに勝つ要素となる。だが、あまりにその感情が強くなると、それはダークサイドを呼ぶ。
ダークサイドとは、人間の負の感情から発しているのだ。そして人は誰でも、正なるものと負になるものの両方の感情を持っている。
映画では、勧善懲悪が強調され、共和国は正義で分離主義勢力は悪とされていた。だが、世の中はそんなに簡単に割り切れるものではない。
共和国政府に不正とされた惑星は、罰金と賠償金を負わされて衰えていった。そんな惑星を救おうと、分離主義勢力の軍隊に入ったグリーヴァス。また、共和国の規定に縛られない自由な貿易をしたいと望む多数の惑星。分離主義勢力は、そんな人々にも支えられていた。
正義というのは、簡単なものではない。それは、ジェダイも同じ。
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